指紋認証の精度が悪いと嘆く前に!指紋認証を正しく運用するコツ

こんにちは、ICカード.comのブログ係です、今日もよろしくお願いします。

最近では生体認証がスマホや入退室、PCなどの利用権限の確認など色々なところで使われていますね!

ただ、それに伴いある問題を心配する人が増えているのをご存知ですか?

それは

 

「ちゃんと反応してくれない」

 

という問題です。あ、やっぱり?と思った方も多いことでしょう。

 

当店でも社員証などに使われるプラスチックカード自体に指紋認証センサを搭載したUS Cardという製品を販売しておりますので、指紋認証についてのお問い合わせをいただくことがありますが、生体認証を検討されている方は認証の正確さ、精度を気にされていますね。ただ、実際のところ近年の技術の発達は目覚ましく、認証精度は年々向上しているので不良品や粗悪品でない限りは結構認証してくれます。

 

なので登録してある指紋が認証できないときに「故障だ~」と慌てる前に、、、否、実際に運用し始める前に抑えておくポイントがあるんです。

 

と、いうことで本記事では当店のUS Cardの事例をもとに、他の生体認証デバイスでも共通する『認証精度をあげるシンプルなたった一つのコツ』をご紹介します。

 

内容は超シンプルです。お仕事中の箸休め的に読み進めてくださいね。

 

1.正しくデータを登録する

この記事でお伝えしたい内容はこれ1点のみ…非常にシンプルです。「そんなの当たり前だっ!(^^)/」と思われる方もいるかもしれないですが、意外とできてないことって多いんですよ~??

 

これに加えて『登録がうまくできない理由』を知っておくと正しく対応できるようになりますので少し具体的に説明していきます!

 

まず、どういった生体認証であれ人間の体に関する情報を登録するため、気候や体調などサンプル採取時のさまざまな状況に多少なり影響されます。

 

指紋を例に挙げると、登録時に以下のようなことが原因で正しい指紋情報がサンプリングできないという事があります。

 

指圧がソフト過ぎた
指圧がハード過ぎた
仕様が想定される範囲とは違う部分の指紋を採取していた
サンプリング時、指にキズがあった。
サンプリング時、指がもの凄く汗ばんでいた
指紋が薄くなっていた
指紋の特徴点が見当たらなかった(マニューシャ方式では極々稀に起こり得る)

 

など、意外に思われるかも知れませんが言ってみればこのような「些細なコト」が後々上手く認証してくれないという非常に面倒な事態を引き起こします。

 

しかも、生体認証は様々な不正を防ぐためや本人確認のための「セキュリティ」を高める事が目的ですので、一度登録した情報を容易に更新できない事がほとんどです。(それができたら安全じゃありませんからね。)

 

そのため、当店でも指紋認証センサ付きのUS Cardを販売させてもらうときは必ず「登録マニュアル」を精読し正しく使っていただくようお願いしています。

 

ということで、生体認証の精度が怪しい、上手く反応しないという症状を予防するためにまずは「正しく情報を登録する!」と意識してみてくださいね!後々のトラブルを大きく回避できますよ。

 

2.補足:指紋のサンプリング位置問題、指圧の問題についての見解

先述の上手く認証できない原因について少し掘り下げて説明してみます。

 

まず、指のサンプリング位置、指圧の強弱についての問題。これはサンプリング時に無理な体勢で登録することは通常あまり想定されませんので、基本的には『実際に認証する状況や体勢が登録時と大きく異なる』事が予想されます。

 

例えば、登録時と認証時でセンサの位置が大きく異なるといった具合です。身体に対してどの位置にセンサがあるかによって指の当たり方が変わってくるので、登録時は指が正対していたとしても認証にはキワの部分しかセンサで読み取れていないというケースが想定されます。

 

したがって使う時と同じような具合で登録するのが良いということになります。

 

3.補足:指紋が損なわれていたケース。

炊事、洗濯、掃除…日常の生活の中でも指紋が薄れると言ったことは往々にしてあります。摩擦や強い洗剤、そしてそれによって引き起こされる過乾燥状態も指紋の登録や認証時に悪影響を及ぼします。そういった場合は指紋が再生してから登録を行うか、指紋がハッキリと残っている指を登録しましょう。

 

「え、指紋って再生するの?」

 

と、疑問に思ったので調べたのですがとても参考になる記事がありましたのでご参考にどうぞ。

 

参考:齋藤鑑識証明研究所さまのブログ 指紋の再生と消滅

 

こちらの記事で解説されておりますように、指紋は条件付きで再生するようですね。軽度の摩耗や擦り傷程度であれば少し期間をおいて指紋を登録するなどしてできるだけ「使用頻度が高い指・使いやすい指」を登録するようにしましょう。

 

逆に指紋が再生しない状態の場合はそれが新しい特徴となりますので、特徴点を捕えらえる状態であればその指で指紋登録をしても概ね正常に利用できると考えらえれます。

 

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