日本の交通系ICカードについて
2024.04.04
本日は「交通系ICカード」についてのお話です。
日本での交通系ICカードの代表的なものは、、
北海道(Kitaca)JR東日本(Suica)JR東海(TOICA)JR西日本(ICOCA)JR九州(SUGOCA)パスモ(PASMO)名古屋交通開発機構・エムアイシー(manaca)スルッとKANSAI(PiTaPa)福岡市交通局(はやかけん)ニモカ(nimoca)の10種類。
私自身、大阪本社から東京営業所に転勤になったばかりの所は、ICOCAでは地下鉄が乗れない。。
そんな不便を感じてましたが、現在は交通系ICの相互利用のカバーはほぼ網羅しつつあります。
交通系ICカードの仕組み
交通系ICカードは、どのような仕組みで動いているのでしょうか。
日本の交通系ICカードは「FeliCa(ソニー)」規格となっています。
余談ですが、世界に目を向けると、Mifare規格の方が圧倒的に流通しています。
2024年4月現在は半導体不足の影響で、新規カード購入ができない状態のsuicaやPASMO等はFeliCa規格であるため、
日本国内で製造しておりMifare規格と比べて供給体制が限定的で長期間このような状態から抜け出せないのだと考えられます。
話しを戻しましてICカードの仕組みについて、ICチップを取り巻く渦コイルから電波を出しています。
常々ビームが出ている訳ではなく、凹凸の関係のように、券売機や改札機などのカードを読み取る、リーダー側と相関した際にリーダー側の電波をICカード内のコイルがキャッチします。
ICカードに「起きてよ!仕事だよ!」といったイメージで!?、、ICチップを起動させます。
ICチップに書き込みされている、電車やバスの乗車履歴、定期情報、電子マネーの残高情報を「はっ!これです!」と、引き出し、また新しい情報を上書きしていってくれるのです。
コアのICチップの情報も大切ですが、コイルもアンテナとして大切な役割をしています。
なので、ICカードの裏面には「曲げたりしないでね」と注意喚起していることが多いのです。
皆さまも、お尻に交通系ICカードを入れて、負荷かけてあげないでくださいね。
耳をすませば、、「痛いよ〜コイルがちぎれるよ〜」と聞こえてませんかww
この記事を書いた人
宇野 伸弥営業部 / マネージャー
2017年に研美社に入社。営業・マーケティングに従事し、業種・業界のトレンドをリサーチ。中でもIC商材は、企業セキュリティ意識の高まりや、働き方改革によるテレワークの推進、更には顧客訴求ツールとしてもニーズが高まり続けています。ICチップ有する商材を通じて多くの方の課題解決・ありがとうをモチベーションに、頼んでよかった!またお任せしたいと言って頂ける人を目指し日々アップデート。