日本の交通系ICカードについて

交通系ICカードとは?Suica、PASMO、ICOCAなどの種類や仕組みをわかりやすく解説します。改札で素早く読み取れる理由やFeliCaとの関係、ICカードの取り扱い時の注意点についてもご紹介します。

日本の交通系ICカード一覧

地域 交通系ICカード
JR東日本 Suica
関東私鉄・地下鉄 PASMO
JR西日本 ICOCA
JR東海 TOICA
名古屋市交通局・名鉄 manaca
関西私鉄 PiTaPa
JR九州 SUGOCA
西日本鉄道 nimoca
福岡市交通局 はやかけん
JR北海道 Kitaca

現在は上記の交通系ICカードの多くが相互利用に対応しており、全国の対応エリアで利用することができます。

交通系ICカードの仕組み

交通系ICカードは、上記の図のようにICチップとアンテナコイルを内蔵しています。

常に電波を発しているわけではなく、改札機や券売機などのリーダーに近づくことで通信が開始されます。リーダーから送られた電波をICカード内のアンテナコイルが受信し、ICチップが起動します。

イメージとしては、リーダーがICカードに「起きて!仕事の時間だよ!」と声をかけるようなものです。

起動したICチップは、カード内に記録されている乗車履歴や定期券情報、電子マネーの残高情報などを読み出し、リーダーへ送信します。
その後、運賃の精算結果や利用履歴などの新しい情報がカードへ書き込まれ、次回利用時のために更新されます。

この一連の処理はわずか0.1〜0.2秒程度で行われるため、私たちは立ち止まることなくスムーズに改札を通過できるのです!

交通系ICが早い理由は?

日本の交通系ICカードには、ソニーが開発した「FeliCa(フェリカ)」という規格が採用されています。

FeliCaは高速なデータ通信を得意としており、改札を立ち止まることなく通過できるよう設計されています。
そのため、多くの交通系ICカードで採用されています。

余談ですが、世界に目を向けると、交通系ICカードや入退室管理カードなどではMifare(マイフェア)規格の方が広く普及しています。
また、SuicaやPASMOなどの交通系ICカードはFeliCa規格を採用しています。

FeliCaは日本国内で広く利用されている規格であり、高速な通信性能が求められる交通系ICカードに適しています。
▶FeliCaとMifareの違い

ICカードの取り扱いについて

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ICカードは、内部のICチップだけでなく、アンテナの役割を果たすコイルも重要な部品です。
そのため、交通系ICカードの裏面には「曲げないでください」といった注意書きが記載されていることがあります。

カードを強く曲げたり、長期間負荷をかけたりすると、内部のコイルが断線し、正常に読み取れなくなる可能性があります。

皆さまも、交通系ICカードをお尻のポケットに入れたまま座るなど、カードに大きな負荷をかけないようご注意ください。
耳を澄ませば、、、
「痛いよ~!コイルが切れちゃうよ~!」と、ICカードの声が聞こえてくるかもしれませんね(笑)

まとめ

  • 日本には10種類の交通系ICカードがある
  • 多くが相互利用に対応している
  • FeliCa規格により高速通信を実現している
  • ICチップだけでなくコイルも重要

FeliCaカードやMifareカードの印刷・作成をご検討の方はお気軽にお問い合わせください。

この記事を書いた人

Lani

新規営業、営業事務を経て、現在は企画営業として勤務しています。
カスタマー部では2年間、新規対応や受発注業務を担当する傍ら、商品企画やプロジェクト運営にも携わり、その経験を活かして企画営業へ転籍しました。
日々お客様と接する中で得た課題やご要望をもとに、カード製作に役立つ情報を発信しています。
現場目線で分かりやすく実践的な情報をお届けします。

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