マンションのシャトルバス運用でICカードを使う

弊社ブログをご覧いただきありがとうございます。

今回はマンションのシャトルバスに使えるICカードによるバス乗り降りシステムのご紹介です。

~便利でスマートな移動手段の新常識~

多くの大型マンションでは、最寄り駅からマンションまでの移動手段として住民専用のシャトルバスが運行されています。これまでの運用では、紙のチケットや住民証の提示などが必要でしたが、ICカードを活用することで、よりスムーズでスマートな運用が実現可能になります。

今回は、マンションのシャトルバス運用にICカードを導入するメリットや、導入時のポイントについてご紹介します。


ICカード導入の主な利点

1. 利用管理が簡単に

ICカードを使えば、乗車記録や利用者の把握がデータとして残すことができ、管理者側の手間が大幅に軽減されます。例えば「どの時間帯にどれくらいの利用があるか」「どの時間に誰が利用したか」などのデータが取得でき、今後の運行計画の見直しにも活かせます。

2. 不正利用の防止

紙のチケットや住民証では、紛失や貸し借りによる不正利用のリスクがありますが、ICカードは個別に紐付けが可能。セキュリティ面でも安心です。

3. 利便性の向上

ICカードによる乗車は、**「かざすだけ」**の簡単操作。特に荷物を持っている高齢者や子育て世代にとっては、非常にありがたい機能です。改札のようにスムーズな乗降が可能になり、バスの運行効率も向上します。


実際の導入事例

全国の大型分譲マンションでは、2024年からICカードによるシャトルバス運用を開始。

住民には入居時に個別ICカードが配布され、乗車時に端末にかざすだけで乗車可能に。その結果、乗車時の混雑緩和、利用者データによる運行見直し、外部利用者の制限強化など、多方面での効果が報告されています。


システム端末は

・システムの端末:スマホサイズの端末です。バスに設置する。または運転手に携帯いただきご利用いただいています。

・設定:特に難しい設定はなく、シンプルでスマートに運用できます。


まとめ

マンションのシャトルバスにICカードを導入することで、便利さ・安全性・効率性のすべてが向上します。

今後ますます、スマートな住環境が求められる中で、こうしたシステムの導入は住民満足度を高める大きな一歩となるでしょう。

「住まい」だけでなく、「移動」も快適に。
ICカードを活用したマンション運営、ぜひご検討されてみてはいかがでしょうか?

ご不明点があればぜひご相談くださいませ

シャトルバスの運用システムについて聞きたい

この記事を書いた人

村上 泰佑営業部

大学卒業後、大手情報通信業の会社に入社。
その後は美術関連などのクリエイティブ業に従事、箱メーカーや研美社にて12年の工場長、プロダクトマネージャーを経験。
現在は営業部の第一線として製造の経験を生かした幅広いカード製作の提案を行っている。
特にICカードやシステム絡めた営業を得意としている。

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